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大山の四季 安里清重写真展

 大山の魔性に取り憑かれた一人の写真家がいる。安里清重氏である。
 氏は、「古都・古寺・古仏、その美と歴史を訪ねて(文化出版局)」に写真を提供しているほどの、奈良では知られた写真家であり、アマチュアといえどもその感性と技量は際立っている。
 その氏が、ある日、米子に所用で車を走らせていた明智峠、ふと見上げた大山、感動のあまり身体の震えがとまらなかった。なんと美しい、なんという気高さ、荒々しい中にも人を惹きつけてやまない、大山南壁の山容の素晴らしさに、心を奪われ、以来大山の虜になってしまった。
 そして、大山をいつでも見ることができる場所に居を構えることにしよう。そこで、大山町の役場に連絡を取り町営住宅に入居した。四季を通じての大山の移ろいを確かめること。そこから氏の「大山行脚」が始まる。
 氏は、飽くことなく大山を見つめ、そしてますます大山にのめりこんでいく。
 その氏が、樹木葬・正福寺に縁を結んだ。そして、大山の写真の一部が寄贈された。ここに紹介する写真は、正福寺に展示されている写真を大修(住職)がデジカメで撮影したものであって、到底実物の美しさをお伝えできるものではない。ぜひ、正福寺を訪れて本物を鑑賞されることをお勧めする。


    安里清重氏
 プロフィール

 1939年     大阪府に生まれる(沖縄県出身)

 1973年     万葉集に憧れていたのをきっかけに写真を始め、奈良県生駒市に移り住む

 1975年〜    奈良県展に2年連続入選(75年・76年)
            20年間「大和路」写真を撮影し、独学で写真を究める
            様々な雑誌・カタログに写真を提供するなど大いに活躍する

 1999年     奈良県大峰山写真個展

             定年退職

 2000年9月   大山との出会いは20年前、その美しさに魅せられ、移り住む

 2005年9月   NHK米子放送局にて個展

 2006年4月   大山自然歴史館にて個展

  最高のアマチュアカメラマン(無償のフォトグラファー)へのこだわりを持ち続け、現在に至る