歴史

矯風会館矯風会は、1886年12月6日、56人のクリスチャン女性によって発足しました。現存する女性団体としては最も長い歴史をもちます。機関誌「婦人新報」を発行し、一夫一婦請願や、からゆきさん引揚げ請願を毎年つづけ、1894年には引揚げに備えるために土地を入手するとともに身売りの可能性がある貧しい女性を対象に、保護・教育・自立支援などを行うため、慈愛館を設立します(現在は慈愛寮として生活困難や暴力被害で援助を必要とする妊娠8ヶ月〜産後5ヶ月の妊産婦と、同伴の乳幼児が利用)。「福祉と運動は車の両輪」を理念とし、女性福祉の事業に力を注ぐ一方、公娼制度廃止、婦人参政権獲得運動など、女性の基本的人権のためにたたかい、また、未成年者喫煙禁止法、飲酒禁止法の成立に努力しました。また、戦前、平和を唱えながら戦争を阻止しえなかったことを反省し、戦後は平和運動に力を注いできました。長年の念願だった売春防止法を1956年に獲得しましたが、その綻びもみえるいま、自分たちでできる女性福祉事業にとりくみ、21世紀の新たな法制度獲得をめざします。

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