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こんなことも分からないの。内心、本当に驚いた。有名大学?出の優秀な技術者だ。
日本を代表する大手企業の社員でもあった。その大会社が工事用の基礎杭の特許を取
得したが土中にうまく入らない。技術者は海野さんに理由をわざわざ聴きに訪れた。
原因はすぐに判明した。この程度の技術と知識で特許が取れた。ならば俺の方がはる
かにいい特許が取得できる。東海基礎社長として現場で叩き上げた長い実績がある。
福島県内の橋などの基礎工事ではトップも走った。労災事故で不動産に転業してい
た。
叩き上げの魂に火がついた。机上の高尚な理論より現場で積み重ねたノウハウと体験
が強い。その信念で昼夜なく研究と実証実験を繰り返した。還暦を過ぎていた。約3
年間で5000万円は投資した。
画期的な基礎杭・アースロックパイルを開発、1昨年特許を取った。困難だった固い
岩盤への貫入を可能にし、杭の効力を飛躍的に向上させた。軽微な重機で簡単に、短
期間に施工、このため省エネ・CO2削減に貢献する。
アースロックの用途は広い。地滑り・災害復旧、暴風・暴雪壁、遮音壁、街路灯、交
通標識、さらに送電線、電波塔の基礎・杭抜き工事などに最適だ。工費は大幅に減少
した。
昨年10月から営業を開始、トップセールスを展開した。実績ゼロにもかかわらず天
下の国交省、JR、さらにはいわき市など自治体の受注をたちまちに得た。基礎杭販
売の新会社を近く設立、全国展開、さらには中国・世界進出を目指す。
この杭を使用すればー。地熱利用でハウス栽培の燃料代が大幅に浮く。渓谷に簡単な
発電所を設置、クリーンエネルギーの生産が出来る。夢のようなアイデアを次々に披
露する。裏磐梯でのウンノ土地時代には趣味の薬草の研究にも没頭した。糖尿の薬草
を希望者に無料頒布もしている。
人生初の講演会。格式ばった話は大の苦手。酒が入れば本音がほとばしる。野性的で
一途な在野の男がまた福島から光を放つ。66歳。 (小林富久壽)
★5月25日(火)午後6時半☆福島県庁敷地内 杉妻会館(024-523-5161)☆3500円(飲食交歓含む)☆日本一のふるさとを創る会事務局=タカラ印刷(福島市渡利字絵馬平86-9 024-526-4303)☆ 連絡員=小林富久壽(プロジェクト・えこ、090-2606-8034
024-525-4069ファクス)★引地富美子090-6852-0235★林由美子090-2607-4101☆参加者のご連絡をお待ちしています(23日まで、同行可)。
6月の講演・交歓会 22日(火)午後6時半、杉妻会館 講師は佐藤栄佐久前福島県知事。東京地検から受けた「知事抹殺」の生々しい体験、捜査のあるべき姿勢などについて話していただく
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