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ごうごうたる非難が巻き起こった。「こんな大きななめこはクズ物だ。売れるはずがない」
「化け物だ。うちのスーパーには置けない」。食品業者、スーパーなどからの厳しい声が相次いだ。
全国で初めて栽培し始めた平成4年ごろのことだった。
ぬめりのある小粒が高級品―。その常識に敢えて挑戦した。500円硬貨よりも大きなジャンボなめこの
菌造りから始めた。既製のなめこでは需要に限界がある。競争には勝てない。特長のあるジャンボ
しか生きる道はない。
ジャンボ菌造りは失敗の連続でもあった。日本初、否、世界で初めての研究・開発でもあった。
手本がない。先生もいない。資金もない。家族を支えるにはこの道しかない。農業高卒後、
20年近く続けたシメジ栽培のノウハウが役立った。
ジャンボなめこ栽培では独壇場だ。粗利7割以上の時期もあった。きのこ試験場を始め、菌業者、
農家がジャンボ菌の研究開発を懸命に追った。でも鈴木さんのようなジャンボなめこを作る農家は
ほとんどいない。同じ菌をプレゼントされた農家でさえ上手には出来ない。「私の真似は無理だ。
菌が同じでも栽培管理が簡単には出来ない」
てんぷら、バターいため、けんちん、焼肉の具、中華料理‥・。需要は高まる一方だ。
ある県の大手スーパーの社長が試食、美味しいと即断、その月から大量購入したことも。
関東が中心で東北、九州の店にも並ぶ。鈴木農園でしか、生産はほとんど出来ない。
完全な「福島の名産」になった。
不景気はチャンスと言う。ジャンボなめこを陳列するとどこの店もなめこの売上が伸びるという。
3倍に急増した例も。売り上げ増になるので鈴木農園への注文が増える。
「不景気のピンチは私の会社はチャンスです」。上海での福島フェアでも好評だった。
「将来は中国進出を考える」
ビンで栽培するきのこの廃菌床(オガクズ)が良質の堆肥として大量に出る。
茶豆、アスパラなどを作ったが最高の出来。農家に無償で分け、感謝されている。
農学部の大学院で学ぶ長男が将来、2代目を継ぐ。子ども4人以上の父親で作る
日本名刀の会郡山支部長。福島名物を作り上げた寡黙な52歳。
(小林富久壽)
奥様とのおしどり講演になります。ジャンボなめこ料理のフルコースの饗宴も
★11月18日(火)午後6時半☆民報ロイヤル(024-533-6121)☆3500円
(飲食交歓含む)☆日本一のふるさとを創る会事務局=タカラ印刷(福島市渡利字絵馬平86-9
024-526-4303)☆ 連絡員=小林富久壽(プロジェクト・えこ、090-2606-8034
024-549-3443ファクス)★ご連絡をお待ちしています(17日まで、同行可)
☆ 12月は15日(月)午後6時半、講師は郷愁を呼ぶ、全国の手作り駄菓子販売で
脚光を浴びる「なつ菓子屋」社長の渋谷順子氏。
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