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 5月定期講演会(平成14年)

県内ベンチャーの雄 鈴木和隆氏
     (郡山)

「情報を伝える仕事に携わって」 


          全国放浪の旅に出た。新潟大を卒業した75年。バーテン、
        土木労務者、編集手伝い‥。全国各地でアルバイトを
        しながら、多感な青年は人生を考え、進むべき道を探った。
        働いた職種は実に
50近くに上り、期間は7年に及んだ。

           82年、故郷いわき市に共立印刷を立ち上げた。いわき1の
        印刷会社に成長した。「デザイン、企画など時代を先取り
        した営業が成功したと思う」と振りかえる。

             2000年6月、インターネットのシステム開発会社
        「フォルテ・システムズ」を郡山市に創設、自宅も移した。


        郡山は発展の可能性を秘めた全国有数の都市と判断した。
        大量のメールを一斉に複数の相手に送る「メールファクトリー」を
        開発、
Jリーグのあるチームがサポーター向け情報配信に
        採用するなど顧客を増やしている。


        ウイルスにかかったコンピューターが、ほかのコンピューターに
        感染しない予防ソフトなども作り、“誕生満2歳”にもならないのに
        売り上げは、1億円に達した。

       ドイツ文学が専門にもかかわらず、数学、科学、物理が得意。
        学生時代、理学部の学生に、ドイツ語で書かれた理科の教科書を
        教えたエピソードも。


        その“才能”が生きている。会津大、日大工学部、
        県ハイテクプラザ、さらに全国の大学との
        産学官連携に率先、活躍している。


        県インターネットワーキング技術研究会会長、
        ふくしまベンチャー倶楽部代表、さらには東北の
        
ITベンチャー企業の集い「フォレストアレイ」の本県代表も務める。

           東北からIT関連企業を多数上場させ、活性化させるのが当面の夢。
        
10月までに仙台に、ベンチャー企業を応援する組織を発足させる予定。
        人生をかけた挑戦の旅は続く。
51歳。