中曽根元首相には、ダントツに強いパイプを持つ。自他ともに元首相の側近と
認じている。苦言を呈することも度々。
旧中曽根派の議員にも太いパイプを有する。
ミッチー(故渡辺美智雄議員)とは強烈な信頼関係をー。各紙の政治部記者が、
ミッチーの議員宿舎に夜回りを掛ける。酒を飲みながらミッチーから懸命にネタを
取ろうとする。
松田さんは少し飲むとグーグーいびきをかいて眠る。取材が終わるころ、目を覚ます。
それでも他紙に抜かれるどころか、逆に抜く。ものおじしない取材力と鋭い分析力。
「毎日に松田あり」と勇名をはせた。
論説委員の現在も、与党だけでなく、野党にも太く、広いネットワークを敷く。
派閥記者を越え、与野党の知恵袋的存在との声も。生の情報を積極的に取材、
論説、評論活動を展開している。
福島支局が最初の赴任地。昭和44年の県立福島医大闘争などで多くの
スクープを連発、大記者の片鱗を見せた。毎日新聞OBの大御所岩見隆夫氏が
最も信頼する一人でもある。
早稲田大学卒のいわゆる“全共闘世代”。毎日新聞に入社後、政治部を
中心に歩く。首相官邸、自民党、野党、自治、外務、建設、厚生、労働の各省を
担当、野党、自民党のキャップも務めた。
「年金に克つ」(毎日新聞)「政治が3時間で分かる事典」(明日香出版)
「中曽根内閣史」(中央公論、共著)など著書多数。弁護士の孝子夫人との
おしどり夫婦としても知られる。
(小林富久壽)

松田さんは論説室専門委員としてコラムの執筆、テレビのコメンテーター、全国各地での
時事講演と大活躍です。国会のねじれ現象により、この国はこれまでに経験しなかった
新しい局面を迎えました。再生の大きなチャンスであるとともに沈没の危機かもしれません。
そのような時であるが故に政治記者としての得がたい数々の体験、もって生まれた
感性の鋭さ、そして公の志しの松田さんが一層、期待されています。
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