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オーラがある。小松さんの周辺を取材中、そんな感想も聞いた。魅力的だ、
全員が口をそろえた。福島県内の“小松ファン”の著名人を何度も耳にした。
「もう一度会いたい人格を創ります」。小松製菓グループの「誓い」の
1つである。商業界全国連合同友会長としてこの国の商業界を引っ張る。
人生の苦渋もいっぱいなめた、花のアラカンの64歳。
平成5年、新工場を造った。空気を浄化し、湿度を調整するため60トンもの備長炭を
床下に敷き詰めた。水は独自の装置で活性化した。最も重要部分に社長開発の機械も
導入、せんべいの生産力は1日30万枚から40万枚にアップした。工場の1部は、
無菌室にした。
商品開発も目を見張る。サケ、イカ、リンゴ、納豆、焼き芋…。素材は南部に
こだわる。せんべいのイメージを一新する新しい商品が並ぶ。ネーミングや
パッケージも工夫され、カラフルで多種多様なアイテムが生まれている。
70種類を超えている。
いかせんべいを食べた。海を思わせる青のパッケージがいい。三陸海岸で
揚がったイカを小さく裂き、軽く焼いたゴマをまぶした。美味い。
せんべいのサクサク感もある。人気商品の1つだ。チョコ入りの生サブレは、
初発売日には5分間で完売したという。
資本主義の勃興以来、最悪の世界的規模の大不況。そんな声もある中、
業績は順調に発展している。従業員約300人、売り上げ約27億円、
経常利益も増えている。
小松製菓グループが芽を出したのは昭和23年に遡る。先代社長で現社長の
母でもある故人のシキさんが中古のせんべい型を購入した。
14歳、未知の世界、たった1人の船出だった。極貧と、養父母の仕打ちに
呻吟するシキさんの母。楽にさせたい。一心不乱に働いた。眠りを削り、
焼き続けた。
目は充血、肩はパンパン、時計は午前を告げる。半分眠り
ながらも焼く手は自然に動く。一瞬の強烈な睡魔。頭から灰の中に
突っ込む。熱いー。それでも焼き続けた。NHKの朝ドラ「おしん」
以上だった。
激動の人生は、「むすんでひらいて」のタイトルで出版された。
執筆したのは郡山市の企画室・コア社長の三田公美子さん。
岸本加代子が主演でテレビドラマ化、全国放映もされた。
有名な漫画家・おおば比呂司さんはせんべいの包装紙を描き、
イメージをアップに貢献した。福島市の作家村井幸三さんが
2人をシキさんに紹介した。
もう一度会いたい人格を創る。その誓いの社長。どんな方か、何を語る。
参加申し込みが相次ぐ。
(小林富久壽)
☆5月15日(金)午後6時半☆福島県庁敷地内杉妻会館
(024-523-5161)☆3500円(飲食交歓含む)☆日本一のふるさとを創る会
事務局=タカラ印刷(福島市渡利字絵馬平86-9 024-526-4303)
☆ 連絡員=小林(プロジェクト・えこ、090-2606-8034 024-525-4069ファクス)
林(090-2607-4101)★ご連絡をお待ちしています(14日まで、同行可)
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