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1歳3ヶ月の愛児を亡くした。中米の開発途上国で天然ガスのプラントを建設していた。
赤ちゃんが発熱したー。彼の国の医療は遅れていた。奥さんを帰国させた。幼子を抱き、
1歳の長男を手にニューヨークで乗り継いで聖路加病院へ。
「ご主人を早く呼んで!!」と担当医の矢の催促。国益を掛けた巨大プラント建設。
現場責任者はすぐには帰れなかった。3週間後、愛児は天に召された。
息が詰まらんばかりの人生最大の悲しみ。その場にはやっと間に合ったが…。
長男が誕生した時は、インドネシアのジャングルで奮闘していた。パソコンも
携帯電話も当時はなかった。連絡が出来なかった。2週間以内に名前を
付けなければならないとの戸籍法。直前になり何とか国際電話がつながった。
ガーガーして聞こえない。
「リュウだ、上杉藩のリュウだ。名前は難しいリュウにしろ」。
家庭を守る米沢出身の奥さんへの心遣いもあった。龍ちゃんとの初対面は産声を
上げて6ヶ月目だった。「オー、これが俺の子供か」。2週間いて、
またジャングルに戻って行った。
三菱重工などの海外プラントエンジニアとして25年間働く。中南米、インドネシア
、中東、北アフリカ…。天然ガス、石油の大型プラント建設である。気温50度、
湿度89lの広大な砂漠、逆に昼なお暗いジャングル、
働き場は戦場のように苛烈だった。
テロ輸出国と西側諸国から糾弾されたカダフィー大佐のリビアー。
ここではスパイと汚職容疑で独房に放り込まれた。独裁国家、突然の処刑!?
底しれぬ孤独と恐怖、心が凍った。詩歌にひと時の安らぎを求めた。
「満月が 独房の上に昇りたり 鉄条網が雫(しずく)に輝る」
20年近くは中東で働く。砂漠に帰るとホッとするという。
「酒、女、まったく縁のない世界 何となく幸せ 清浄な砂漠」
現在はアルジェリアでプラントを建設中。講演後、アルジェリアに再赴任する。
弟の長さんは国連のアフガニスタン代表。商社に入った二男豪さんは医の道に
進みたいと医学部に再入学、今、夢に挑む。
三島由紀夫に拘泥する、日本男児の66歳。拓大客員教授。
(小林富久壽) ★10月20日(火)午後6時半☆福島県庁敷地内 杉妻会館
(024-523-5161)☆3500円(飲食交歓含む)☆日本一のふるさとを創る会事務局=
タカラ印刷(福島市渡利字絵馬平86-9 024-526-4303)☆ 連絡員=小林富久壽
(プロジェクト・えこ、090-2606-8034
024-525-4069ファクス)林由美子
(タカラ印刷、090-2607-4101)☆参加者のご連絡をお待ちしています
(19日まで、同行可)。
★11月は26日(木)です。講師は自民党の前代議士根本匠氏。
安倍内閣の総理大臣補佐官として活躍した。8月の総選挙で敗北。
テーマは自民党の政権復帰は可能か。
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