皮膚科症例集
ステロイド療法副作用の症例(2例)
【症例1】
- 病歴:
- 他院でアレルギー性皮膚炎の診断・治療として4〜5年ステロイド投与等を受けていたが、悪化した為来院。
- 初診時:
- 夜も寝られない程の痒がりと強い脂漏臭。激しいステロイドの副作用が、皮膚及び全身状態に認められ瀕死の状態。
- 当院診断名:
- 医原性クッシング、ニキビダニ、マラセチア性皮膚炎
↑おしりの部分です。↓

【症例2】典型的にアレルギーと診断されやすい症状です。
- 病歴:
- 他院でアレルギーの診断・ステロイド療法を5年受けていたが年々悪化した為来院。
- 初診時:
- 非常に強い脂漏臭と強い掻痒、皮膚の紅斑(赤み)
- 当院診断名:
- 医原性クッシング、マラセチア性皮膚炎、膿皮症
顎の部分です→

院長のコメント:転院で来院される症例の90%以上はアレルギー性皮膚炎の診断治療を受け、悪化した状態で来院されますが、当院の診断ではほとんどが他の疾患です。ここに皮膚病の診断治療の困難さがあり、「皮膚の異常チェックポイント」として簡単に皆様にお伝え出来ないもどかしさがあります。
