石材の分類及び岩石の成因と特徴 火成岩・堆積岩・変成岩に関する記述

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石材の分類
石材の性質や特徴を理解するためには、岩石の成因についてある程度知識が必要となります。我々、石原石材は、日常から「石」を扱う者においてはなおさらです。学術的な地質学や鉱物学まではここでは記述しませんが、石材を利用する立場から、ごく一般的な岩石の成因についてご説明したいと思います。
日本において、地質構造は極めて複雑であり、数々の岩石が各地において産出されますが、大きく「岩石」というものを分類すると、「火成岩」、「堆積岩」、「変成岩」の3つの大別することができます。石原石材で採掘している御影石「茨城中目石」は、「火成岩」>「深成岩」>「花崗岩」というものに属します。

大分類 小分類 名称
火成岩 深成岩 花崗岩・閃緑岩・斑れい岩・橄欖岩など
半深成岩 石英斑岩・ひん岩など
火山岩 石英粗面岩・安山岩・玄武岩など
堆積岩 火山細屑岩 凝灰岩・集塊岩など
風化堆積岩 黄土・ロームなど
水成堆積岩 礫岩・砂岩・頁岩・粘板岩など
有機沈殿岩 石灰岩・珪藻岩・チャートなど
化学沈殿岩 岩塩・ある種のチャートなど
変成岩 動力変成岩 圧砕岩など
熱変成岩 ホーンフェルト晶質石灰岩など
動力熱変成岩 片麻岩・結晶片岩など

石の成因と特徴
「火成岩」は、地球の内部にあるマグマが地殻の中や地表に流出して冷却固結したものです。「火成岩」はその成分状態によって、さらに「深成岩」、「半深成岩」、「火山岩(噴出岩)」に分類することができます。「深成岩」は、マグマが地下の深いところで高圧によって、冷却固結したもので、岩石全体が結晶質であり、大塊となります。「火山岩」は、マグマが地球表面に噴出して急激に冷却固結したもので、半結晶質またはガラス質の斑状のものが多く見られます。「半深成岩」については、その中間のもので全体が結晶質ではありますが、均一な結晶ではないものです。

「堆積岩」は、地上にできた岩石が風化、水触によって破砕され、その成分の一部が地表または水中に沈殿堆積した、いわば再生された岩石です。堆積岩は、堆積した材料と成因によって、「火山細屑岩」、「風化堆積岩」、「水成堆積岩」、「有機沈殿岩」、「化学沈殿岩」の5つに分けることができます。

「変成岩」は、「火成岩」、「堆積岩」が地殻内部の歪力や熱によって変化し、元の岩石とは異なった岩石に再生され、その地質も複雑多様です。「変成岩」を大別すると、地殻の圧力を受けて変成された「動力変成岩」、熱によって変成された「熱変成岩」、そして、熱と圧力の双方によって変成された「動力熱変成岩」に分けられます。

また、岩石の成因による相違とは別に、地質年代によって岩石の性質や特徴が異なっており、石の成因がどの年代のものであるかが、「石」というものを理解する上で、重要な手掛かりとなるのです。

岩石の生成模式図

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