遊漁者の皆様へ
−内水面魚類の放射性物質調査結果に基づく採捕自粛(お知らせ)−
岩手県内水面漁業協同組合連合会
岩手県が実施している東京電力福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質の影響調査につきましては、県からの公表の都度その結果をお知らせしておりますが、この度、県は、4月中の検査結果とともに、基準値100ベクレル/kgを超えた広瀬川水系のウグイについて胆江河川漁業協同同組合に対して4月27日に採捕自粛を要請し県のホームページに公表いたしましたので、当ホームページにも掲載させていただきました。
また、一部の遊漁者から県内共通遊漁承認証の払戻しについて問い合わせがあり、理事会において検討の結果、下記の理由により払い戻しには応じないこととしました。当連合会といたしましては、本県の恵まれた自然を生かして、漁協組合員や遊漁者の皆様はもとより、地域の多くの方々と協力し合い、将来にわたって豊かな魚類資源の維持造成と河川環境保全のため力を尽くして参りたいと考えております。大震災の復旧、そして放射能汚染対応と相次ぐ困難を乗り切るためには、皆様の温かいご支援が何よりも被災地の漁協を元気づけることになりますので、よろしくお願い申し上げます。
関係者の方々と共に「釣れる川づくり」に向けて頑張って参りたいと考えておりますので、今後とも、どうぞよろしくご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご報告とさせていただきます。
記
1 県内共通遊漁承認証を払戻ししない理由等
(1)平成23年4月21日に開催した理事会において、東日本大震災の影響に関連して
払戻し要求があり、その対応を協議した結果、払戻しには応じないこととし、
「内水面遊漁のしおり」にその旨記載することとしました。
⇒『内水面漁業のしおり』P3の17.『共通遊漁承認証は、3月1日の渓流釣り解禁日
以降の払戻しは、原則として行いませんのでご了承をお願いします。』
(2)4月19日に開催した岩手県釣り団体協議会との放射能対策会議において、
県釣協の出席者(会長、副会長、事務局長等)から、「県釣協の会員は、遊漁料は
放流等の経費に充てられていることを承知しており、川の魚資源は1、2年で
作られるものではなく継続が必要で、払戻しをしないで釣れる川づくりに
使って欲しい」との意見が出されました。
(3)4月20日に開催した当連合会理事会において、上記意見等を踏まえ、
さらに今年度のアユや渓流魚の種苗放流は各河川とも計画通り実施すること、
放射能問題に対して遊漁者のご支援を得ながら一緒になって取り組みを進めて
参りたいことなどを考慮し、昨年同様に払戻しには応じないことを決定しました。
2 添付資料
(1)4月27日県公表 「川魚の放射性物質の調査結果について」
(2)河川図に、調査結果とともに採捕自粛対象河川・魚種を明示したもの
(4/27公表値を追加)
採捕自粛措置は、漁業権番号の漁場ごとに基準値を超えた魚種に対する要請となっております。
採捕自粛が行なわれている河川でも、対象にならない魚種は採捕できますので、ご理解をお願いします。
(例えば、砂鉄川や気仙川のヤマメは基準値100ベクレル/kg未満なので採捕できます。)
また、岩手県が作成している漁業権設定河川の概況図に『採捕自粛対象河川・魚種』を入れましたので、遊漁者の皆様の川歩きの参考にしてください。