| BMI | 日本肥満学会に よる判定 |
| 18.5未満 | やせ |
| 18.5〜25未満 | 普通 |
| 25〜30未満 | 肥満1度 |
| 30〜35未満 | 肥満2度 |
| 35〜40未満 | 肥満3度 |
| 40以上 | 肥満4度 |
| 高コレステロール血症 | 総コレステロール | 220mg/dL以上 |
| 高LDLコレステロール血症 | LDLコレステロール(悪玉) | 140mg/dL以上 |
| 高HDLコレステロール血症 | HDLコレステロール(悪玉) | 40mg/dL以上 |
| 高トリグリセリド血症 | トリグリセリド(中性脂肪) | 150mg/dL以上 |

| 三大危険因子 高血圧、高脂血症、喫煙 |
|---|
| 加齢(男性45歳以上、女性55歳以上) 遺伝(動脈硬化性疾患の家族歴) 糖尿病、肥満 運動不足、ストレス |


コレステロール値が高いと言われたら
中高年になり、人間ドックや定期健診で「コレステロール値や中性脂肪が高いですよ」と
指摘される方が増えています。
いまや、コレステロールや中性脂肪は健康の敵、成人病の元凶のように言われがちですが
本当は、私たちの体にとって大切な働きを持つものです。
そのコレステロールや中性脂肪が血液中にある一定以上の量たまってしまうと「高コレステ
ロール血症」 「高中性脂肪血症(高トリグリセリド血症)」と言う病名がついてしまいます。
この両方を合わせて、「高脂血症」といいます。
血液は、赤血球、白血球、血しょう板を除けばほとんど水分です、ここに脂質がとけるのか?
と疑問に思われますが、脂質は、血液中ではたんぱく質に包まれていて、これをリポ蛋白といいます。
血液中に含まれる脂質
| リン脂質 | コレステロールとともに細胞膜をつくる |
| コレステロール | 細胞膜を作る 男性ホルモン、女性ホルモンその他いくつかの重要なホルモンを作る 食物の脂肪分の消化吸収を助ける胆汁酸を作る |
| 遊離脂肪酸 | ブドウ糖とともに体内のエネルギー源、絶食、飢餓などの非常時のエネルギー源 として利用される。 |
| 中性脂肪 | 一部はエネルギーとして利用されるが、ほとんど脂肪組織に蓄えられる |
高コレステロールはなぜ恐い
「高脂血症」や「高血圧症」は動脈硬化の発生やその進行に密接な関係があります、
恐ろしい脳血管疾患(脳出血や脳梗塞)や心臓病(心筋梗塞や狭心症)は動脈硬化によって起り
ますが、動脈硬化を起こす主な要因は高脂血症と高血圧です。
動脈硬化とは動脈の内膜に主に脂肪からなるアテロームが沈着し、肥圧することで、動脈の内腔
が次第に狭くなり、血液の流れが悪くなった状態です。
死因の1位は動脈硬化
平成8年度の厚生省の統計をみますと、日本人の死因の1位はがん、2位は心疾患、3位は
脳血管疾患、4位は肺炎となっていますが、動脈硬化という病名は出てきませんが、心疾患、脳血管
疾患は動脈硬化によりもたらせるものが大部分です、両方を合わせるとがんの死亡率をはるかに
上回っています。
動脈硬化が進行して血管の内腔が狭くなると、血液の流れる部分は細くなり、さらに狭くなったところに
傷がついたりして血液の固まり(血栓)がくっついて血液が詰まりやすくなります、心臓の動脈にこうした
事態が起こると狭心症をおこします。内腔が完全にふさがってしまうと、心臓に酸素が行かなくなって心筋
梗塞を起こし命にかかわります。
脳にこのようなことが起これば脳卒中(脳梗塞)を起こします。
動脈の壁が弱くなって、こぶのように膨れ上がると動脈瘤となります、大動脈に瘤ができて、破裂すれば
やはり命にかかわります。
動脈硬化の起こりやすい部位と病気
● 主要な動脈群で動脈硬化の起こりやすい ● 動脈硬化のため冠動脈の50%も狭く
部位は大動脈、肺動脈、冠動脈(心臓)、 なっても症状は出てきません。心電図で異常が
脾・腎動脈などの順になります。 見つかる場合があります。
75%閉塞になって狭心症の症状があらわれる。