東光寺の厨子
厨子とは本来、小型の仏像を安置する堂の形をした箱をいうが、この厨子は薬師堂を外屋とした間口118a、奥行き120aの大きな物でる。
厨子は、木造の金箔を施した高さ131a(蓮台をふくむ)の薬師如来を収蔵している。厨子の上部には屋根があり、その下部に狛犬などの彫刻を飾り、全体的に黒漆や、赤、青、緑などの彩色や、金箔を施した非常に立派なもので、建立当時の美しさがしのばれる。しかし、現在は退色、損傷して昔の面影は無い。
厨子の両側に置かれた3段のひな壇に6体づつ、十二神将が安置され、眼病を初めとする諸種の病気を救うといわれる薬師如来を保護している。様式、彩色もと江戸時代初期のもので、作者は不明である。
