▲お堂内にはお供え物の米俵が並びます。

▲ご祈祷では理趣分経を
頭上と肩に頂きます。

▲お賽銭を投げるの音の鳴り響く大黒天のお堂内で賑々しくご祈祷を受ける参拝客。

▲開運のお札、お守り、数珠など。
上の写真以外の種類も多数ございます。

大黒天祭りの様子

▲開運のお札、お守り、数珠を受ける参拝客。

大黒天前の大香炉では多くの参拝客が健康を祈り、ご利益を求めて、線香の煙を被られます。

 柳原十日戎の大黒天福海寺風景です。毎年1月9.10.11日は昔から柳原えびすと共に大黒祭が開催され、大勢の参拝客で賑わいます。この3日間、JR兵庫駅から蛭子神社、福海寺近辺は出店と参拝客(35万人〜40万人)で埋め尽くされます。

▲大黒天内陣

▲二体の大黒天像
真黒の鎧を着られた憤怒相の大きな大黒天と、前に立たれるにこやかな大黒さん。

大黒さんのご利益

 大黒さんは元々は「マハーカーラ」と言い、生産、破壊、時間、暗黒をつかさどるインドの神様です。仏教では法を護る守護神、戦闘神、憤怒神、厨房神とされます。
 日本に来られてからは、大国主命(おおくにぬしのみこと)と習合され、現在の大黒さんになりました。大黒さんは、
●開運招福  ●財運招来(商売繁盛)
●家内安全  ●五穀豊穣

の神として信仰されています。
 手に持つ「打ち出の小槌」は財運を分け与えるものです。背負われている金銀財宝などの入った袋はしっかりと握られており、この姿は貯蓄、蓄財を表します。米俵に乗られていることから食料、台所の神様としても親しまれています。 また、「一家の大黒柱」という言葉に表されるように、家庭を守る家内安全の神でもあります。
 この様に大黒さんは多くのご利益を授けてくださり、各家庭で御祭りする事のできる「最強神」と言っても過言ではありません。

▲ご祈祷で理趣分経の転読を受け、
開運厄除祈願する参拝客

兵庫七福神めぐり

大黒天 福海寺 (柳原大黒天 臨済宗南禅寺派)
蛭子 蛭子神社(柳原のえべっさん)
毘沙門天 能福寺(兵庫大仏・平清盛廟所・天台宗)
弁財天 和田神社(兵庫南濱総氏神)
布袋和尚 柳原天神社(柳原の天神さん)
寿老人 薬仙寺(後白河法皇 萱の御所・時宗)
福禄寿 真光寺(一遍上人墓所・時宗)

▲昭和5年建立「大黒天前大灯籠」
境内に有る大灯籠の台座には、大黒さんゆかりの「因幡の白兎」を表す「波乗り兔文様」が彫られています。


▲戦前の旧大黒堂前で住職の大海元秀和尚と檀家総代世話人との記念撮影(大正末〜昭和初期頃)。この頃の福海寺檀信徒の大多数は兵庫に住まれる方が多く、福海寺総代世話人で、西柳原町内会長や地元世話人を兼ねられた方が多くいらっしゃいました。戦前の一時期には、柳原十日戎、大黒天のお祭りも露天の出店の数が十数件しか無い時もあり、戦中には戦時下の統制によって縮小されたようですが、現在では35万人〜40万人の人出がある盛大な祭りとなっています。
(写真上中央のお堂に掛かる額は足利義満書「大光山 福海寺」扁額です。)