このページでは、BonAppetitオンラインショップ
(Envelope内)でご紹介している商品が
生まれる背景や、つくる人の姿をお伝えします。
今回のルームシューズは、
揃いの生地のケースに入れて持ち歩くことができるので
旅先のホテルや飛行機の機内でも重宝するだろう。
しかし、ようこさんは、
「日常生活の中でも、どんどん履いて使ってほしい」
という。
今後、モノづくりをしていく際の心構えについても
このように話してくれた。
「カタチは一緒だけど、縫いなどの表情が違う一点しかないもの。
だからと言って特別過ぎず、普段の生活にも馴染む
ふつうのものを、きちんと作っていきたいです」
自分たちの生活を起点として、そこから得た発想を
少しずつカタチにしていく、ようこさんのモノづくり。
リズムよくミシンを踏んで生まれてくる作品を
耳をすまして、じっと待つのが楽しみだ。
Text by Tomomi Igarashi
毎日を紹介する「日々コレ好日」の中で
ようこさんと旦那さま、猫のチャオさんの2人と一匹の暮らしぶりは、
生活すること、それ自体を楽しむ工夫に満ちていた。
晴れた日にウクレレを弾きながらの外ご飯。
黒糖焼酎で梅酒づくり。
友人へのプレゼント。
ルームシューズも、
自分の手で生活を作り出す中から生まれたものだ。
安西ようこさんが使っているミシンは、
今ではなかなか手に入れるのが難しい足踏みミシンだ。
それまでは古いコンピューターミシンを使い
バッグや、鍋つかみなど比較的縫いやすいものを作っていたが、
「もっと厚手のものを縫える職業用のものがほしい…」と
理想の伴侶を探す日々がはじまった。
そして見つけた念願のミシンは、まさに質実剛健!
ようこさん曰く「直線縫いだけのマジメなミシン」は、
購入してから使えるまでに半年以上もかかったというが、
おかげで厚手の生地も縫えるようになり、
作品の幅はぐんと広がった。
ルームシューズを作り始めたのもこの頃からだ。
「汚れたら靴下のように洗濯機でジャブジャブ洗って、
いつも清潔なものを履きたい」
そんな気持ちからリネンの部屋ばきを思い付いたという。
以来、作ったものを履き、洗い、履きたおしてはまた作り…
そんな風にして一足一足作り続けてきた。
その様子は、BonAppetit-4の写真日記「日々コレ好日」に
ようこさんが登場した際、日常の一コマとして掲載した。
安西ようこさん
素足に心地いいリネンのルームシューズ
奄美大島の黒糖焼酎と青梅で
梅酒づくりに挑戦!
愛猫のチャオさんに見守られながら
ショールづくり
休日のお昼はベランダで
ウクレレを弾きながら外ごはん